早いにこしたことはないのです

アラフォー働く母、時々女子?。まだまだこれから。

心の休養

年が明けて、年末から休んでいた仕事も年明けから通常通り始まって、

生活は妊娠していた前の日常に戻っています。

少し振り返って年末から今までのことを書いておこうと思います。

 

流産が確定して即、流産手術を、できれば年内に手術を済ませておきたいと日程をすぐに押さえました。この時はすごく冷静に病院で対応していたように思います。

仕事をできるだけ休みたくない気持ちもありましたが、年内の出勤も数えるほどで

年末は有休消化奨励ということもあり、会社は年内休みを取ることにしました。

会社側に事情は全く説明していませんが、体調不良ということにしておきました。

ちょうど上司の奥様が臨月だったのもあり、あまり事情は話せないし、深く突っ込まれることもなくて助かりました。

 

結果、休みを取っておいてよかったと。。。

休みの申請を出したその日を年内最後として、なるべく仕事をすっきりさせようと仕事に没頭していましたが、波のような繰り返す腹痛を感じるようになってきました。

それとともに増えてくる出血。

まさか会社で大量出血になるのは避けたいと思いながらなんとか帰宅。

子供のお迎えを旦那さんにお願いして、家に一人辿りついて、こっそりと準備をする。

赤ちゃんが自力で出てこようとしている予感はきっと当たっているはず。

だから、ちゃんと最後に抱きとめてあげようと思って。

 

子供には事情を話していないから、ママはちょっと具合が悪くてお腹痛いからパパとお風呂入って寝ててねと言い聞かせ、旦那さんに面倒を見てもらいつつ。。。

 

ちょうど子供と旦那がお風呂に入っている時に、腹痛の波がやってきて出てくるのがわかりました。

トイレに行って、2回目の出てくる時にしっかりキャッチしました。

当たり前だけどあったかくてちっちゃくて。

最初で最後の抱っこになりました。

そして私への誕生日プレゼントだったのかなぁと。

この時はほとんど泣かずにいられたな。。。

 

病院には次の日、朝一で連絡を入れてから行きました。

いつもは、予約を入れても30分とか余裕で待つ病院だけど、この日は予約もなしで行ったのに着いてすぐ、診察に呼ばれました。

看護師さんもいつも以上に気遣ってくれて、そんなところで実感が湧いて泣きそうになりつつ。

診察では、まだ子宮近くに胎盤らしきものが残っているからとグリグリと出されて。昨夜の腹痛よりよっぽどこの時の診察のほうが痛かった。。。

そして子宮収縮剤と抗生物質を出されて帰宅しました。

この子宮収縮剤が私には曲者で、、、飲むとその効果が腹痛だけでなく太腿の内側まで痛みを感じて、正直歩くのもしんどかったのです。

こりゃ、仕事は無理で。もちろん気持ちの問題もあるのですけど、

私には薬の効果が絶大すぎて、起きて何かをするというのができませんでした。なので有給で本当によかったです。

 

子宮収縮剤には休める意味もあるのかと思いながら、冬の晴れた澄みきった青空を見上げてました。そんな時にとめどなく流れてしまうんですね。涙って。

何のためだったのかなぁとか、このすぐに空に帰ってしまった子に意味はあったのかなぁとか、やっぱり育ててあげたかったなぁとか。本当にとめどなく考えが出てきては泣いてました。